インサイトで取れる数字(投稿ごと)
1つの投稿に対して取れる指標です。Metaの公式ドキュメントの定義に沿って整理します。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 表示回数(views) | その投稿が表示・再生された回数 |
| いいね(likes) | その投稿に付いたいいねの数 |
| 返信(replies) | その投稿への返信の数。返信への返信は含まれません |
| リポスト(reposts) | その投稿がリポストされた回数 |
| 引用(quotes) | その投稿が引用された回数 |
返信の数は「1階層目だけ」です。自分の投稿にAさんが返信し、その返信にBさんが返信した場合、カウントされるのはAさんの1件だけです。会話が盛り上がっているのに数字が伸びない、と感じる原因はここにあります。
インサイトで取れる数字(アカウント全体)
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| プロフィールの表示回数 | プロフィールが見られた回数 |
| いいねの合計 | 自分の投稿に付いたいいねの合計 |
| 返信の合計 | 自分の投稿への返信の合計(1階層目のみ) |
| リポストの合計 | 自分の投稿がリポストされた合計 |
| 引用の合計 | 自分の投稿が引用された合計 |
| リンクのクリック数 | 投稿で共有したURLがクリックされた回数 |
| フォロワー数 | 現在のフォロワー数 |
| フォロワーの属性 | フォロワーの構成。フォロワーが100人以上ないと表示されません |
集客が目的なら、いちばん見るべきはリンクのクリック数です。いいねが多くてもクリックがゼロなら、共感は得ているが行動には至っていない、と読めます。
インサイトで「取れないもの」
ここを誤解している人が多いので、はっきり書きます。
- 他人のアカウントの数字:見られません
- 全体の平均・業種別の統計:Metaは公表していません(平均が存在しない理由)
- 2024年4月13日より前のデータ:公式に利用できないと明記されています
- 誰が見たか:個人を特定する情報は出ません
「インプレッション」ではなく「表示回数」
他のSNSに慣れていると「インプレッション」を探してしまいますが、Threadsの指標名はviews(表示回数)です。公式の定義は「投稿が再生または表示された回数」で、同じ人が複数回見た場合の扱いは指標の性質上まとめて数えられます。ユニークな閲覧者数ではない点に注意してください。
インサイトはどこで見るか
Threadsアプリのプロフィールから開けます。取れる数字は上のとおりですが、アプリの画面では期間の指定や投稿どうしの並べ替えに限りがあります。
「先週と今週を比べたい」「伸びた投稿の共通点を出したい」といった使い方をしたくなった時点で、アプリの画面だけでは手が止まります。そこから先は数字を書き出して自分で並べるか、分析まで含むツールを使うことになります。
最初に見るべき3つの数字
- 表示回数:そもそも届いているか。ここが低ければ内容以前の問題です。
- いいね ÷ 表示回数:届いた人のうち何割が反応したか。内容の良し悪しが出ます。
- リンクのクリック数:行動につながったか。集客が目的ならここが本番です。
この3つを分けて見ると、「届いていない」のか「刺さっていない」のか「動いてもらえていない」のかを切り分けられます。1つの数字だけを追うと原因が分かりません。
数字を見るときの前提
同じ経過時間で比べる
反応は時間差で来ます。投稿から3時間後どうしのように揃えて比べないと、投稿した時刻の違いを見ているだけになります。
フォロワー数で割る
フォロワーが増えている時期は、いいねの絶対値が増えて当然です。率に直すと条件が揃います。
1本の結果で判断しない
スレッズは1投稿ごとのばらつきが大きいプラットフォームです。10本ぶん並べて中央値を見てください。具体的な手順は自分の基準線の作り方に書いています。
次に読むもの
- 画面の操作と読み取り方 → インサイトの見方
- やりがちな読み違い → 分析でやりがちな間違い
- APIで取れる範囲 → Threads APIでできること・できないこと